水曜日, 11月 26, 2008

Livelyが終了するので、3D仮想空間サービスについて考えてみた

Googleが今年7月に立ち上げた3D仮想空間サービス「Lively」が、今年末で終わるらしい。あまりにも早いなぁという印象。
少し前に話題になっていたセカンドライフも、結局は人がいなくてスカスカ、ログインしても何をしていいやら、という状況らしい。

ちなみに、Livelyはぼくも試してみたけど、部屋への入室に数十秒かかるし、入った後も、空間内で物理演算をしているせいか、重くて動作はカクカクで処理オチしまくり。ひどかった。ブラウザの中で動作するってところは新しかったんやけどね。

そんな感じに、各所で惨敗中であるところに、勇気あるソニーから、同種のサービスであるPlaystation@Homeのリリースが予定されていて、今はβテスト中らしい(同様といっても中身はかなり違い、できることが圧倒的に多いけど)。個人的には、こういう3Dバーチャル空間を提供するサービスというのが、Mixiのごとくライトユーザに至るまでの市民権を得るには、かなり高いハードルがあると思ってるんで、その辺をまとめてみる。

まず、こういったサービスに対して、ユーザが何を求めるか、考えてみる。その目的は様々とは思うけど、考えられることとして、以下のことがあると思う。

1.他人とのコミュニケーション(会話、ゲーム)
2.買い物(リアルな自分に対して、ピザを届けてもらう、ビデオをレンタルする、など)
3.アバターで遊ぶ(家に住む、服を着る、外を歩く)

1ならチャットやオンラインゲームで、2ならオンラインショッピングで済みそう。やはりキーポイントは3の、アバターを自分の分身として、家を持つ、服を着る、などになりそう。しかし、これは、がっつり3Dワールドに時間を取って生活したい人の遊び方。つまり、MixiやMyspaceではなく、ゲームの楽しみ方やと思う。ライトユーザではなく、ヘビーにハマれるひと向けということや。チャットやブログと違い、実生活とはリンクしていないし。ライトユーザにアピールしたいなら、この要素はむしろ足かせになる可能性がある。


障害として、以下のことがあると思う。

1.出来ることが多様であるため、目的意識がない限りなにをしてよいかわからない
2.しかし、できることは個々の専用サービスに比べて劣る
3.アバターを操作しての作業はMixi、ブログ、チャットに比べて労力と時間を要する

ぼくが一番障害になると思っているのは「3」で、歩くだけでも時間を要することは容易に想像できる。3Dの自分を持つことが、チャットしたいだけ、ゲームしたいだけのユーザにとって「負担」になると思うんよね。ちょっと寝る前に5分だけと、Webを見る人がいたとしても、3D空間にログインしてバーチャルワールドを歩き回るには辛くて、それは30分程度は時間が欲しい作業やと思う。なので、一時的にはまる人がいても、仮想空間に家を持ったり、着せ替えに興味を感じない多くの人は、すぐに興味を失ってしまうんじゃないかと思う。


新しいゲームやWebサービスが大好きなぼくなので、もちろん@Homeは楽しみにしているけど、3D仮想空間サービスにはどうしても冷めた見方をしてしまうんよね。

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