土曜日, 11月 22, 2008

天使な小生意気を読んだ


お茶にごす。と同じ漫画家である西森先生の、「天使な小生意気」という漫画が、昔サンデーで連載されていて、途中までは読んでいたなあ、ということを思い出して、なんだか突然読みたくなり、Amazonの中古書店で購入。全巻まとめて置いている店はないらしく、複数の書店からばらばらに買い集めることになった。10巻くらいまではほとんどただ同然で買えるものの、17巻くらいからは発行部数が少ないのか、扱っている書店数が極端に減り、しかもどの店でも600円、800円というプレミア価格がついていたけど、他に選択肢もなく、泣く泣く購入。結局、全20巻で7000円くらい(発送料が高い)かかったので、全巻新刊本で買うのに近いくらいの金額がかかった(でも、実はヤフオクで買えば全巻セットで安いので1500円くらいでもあった・・・がっくり)。

読んだ感想やけど、やはりこの人の作品は安定感があって、非常に面白かった。高校内で天使と呼ばれるほど美しい女学生である主人公は、実は6年前までは男の子で、怪しい格好のお爺さんを助けたお礼にもらった魔本に、男の中の男にしてくれ!と頼んだところ、願いを逆にされて女の中の女にされてしまったのだった。。。という他ではあまり見ないストーリー。

女性が主人公で、その周辺の男子がのきなみ主人公に惚れているという位置関係から、ラブコメともいえるけど、ラブ要素はあまりなく、基本的にギャグマンガというスタンス。最初はなんだか影の薄い男性連中も、話が進むごとに魅力的になり、読み手の好感度も上がってくるのが不思議。

この漫画の登場人物は、ふざけているようで、実はよく考えて行動しているところが特徴的で、自分がどう思われているかや、他人に対する評価というのがはっきりあってそこがリアル(で、ギャグのネタになる)。話が進むごとに、各キャラの考え方や認識がどんどん変わっていくので、良く読んでいないと、いつの間にか話が理解できていないときがある。コマ間を読むというか、たぶん状況の説明が最小限なんやと思う。

あと、一応話のテーマとして、「男らしさとは何か」というのがあるらしく、話の節々で、そういった男らしさを問われるシチュエーションが出てくるけど、結局ほとんどの場合、ギャグでオチがつく。主人公の恵は、女の子らしいかわいらしさ、女性らしい美しさに加え、男子顔負けの格好良さを併せ持った、ちょっと他では見ないキャラで、非常に魅力的。

話は最後に綺麗にまとまり、読み終わったときは、これで終わりか~と満足とともにちょっと寂しいような気持ちにもなった。2000年頃から連載していたみたいなので、今思えば結構古い漫画やね。

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