月曜日, 11月 03, 2008

音へのこだわり


ミックスの勉強のために、MASTERINGという本を読んだ。

マスタリングとは、楽曲を複数曲作って、一枚のCDに納める前に行う作業のことで、音の質感や音量を整えたりする。プロの世界では、作曲、編曲とは別に、これは専門のプロが行う作業であるらしい。

世の中には音圧至上主義というのがあって、人間の耳は、同じ音なら音量の大きい方をいい音だと思うという性質を持っていて、そのためにCDに収録する際はとかく音を大きくするのが正義だとなっている。とはいえ、音を大きくするといっても、CDに記録できる最大音量というのは決まっていて、その最大値を基準に 全体の音量を出来るだけ、大きくそろえる、ということになる。と、口で言うのは簡単でも、実際にはいろいろ難しい問題があって、そこは技術力のある人が頑張ると、大きい音のCDが出来る。

素人が作ったCDはどうかというと、プロの作った市販のCDの音量に比べて、自分の作ったCDは明らかに音が小さい、ということになり、その辺をどうにか、音量を上げたいということについて書いてある本が、MASTERINGという本なわけ。


EQやコンプの使い方を学んで、なるほどな~、と思っていたのやけど、感心したのが、ラストの方にあるマスタリングのプロに対してのインタビュー。

EQやコンプは一種類しか使わないものやと思っていたら、その人はなんでも、


様々な種類のEQやコンプを、3段、4段と、重ね掛けして音を作るらしい。他にも、良い音のために、CDは等倍速で焼く

とか、

プレス工場にCDを持って行って焼いてもらうと、できたCDは超高音域と超低音域が減っているから予め増やしておく

とか、

コンプの電源ケーブルを良い物に変えると音が凄く良くなるからオススメ

とか、


そこまでこだわるか~、と。


なんだか、こんなに苦労して作ったCDを、PCにつけるような、高音も低音も出ないようなしょぼいスピーカーで聴くのもなんだか申し訳ないな、と感じてしまう。やっぱプロはすごい。そこまでのこだわりが自分の仕事にあるかなぁ・・・と考えてしまうな。

2 件のコメント:

marsh さんのコメント...

お、それって黒系の色の本かな。俺も持ってるっす。
昔、MASTERINGとMIXINGとEFFECTORの3つ買って勉強した記憶があります。

もし同じ本だとしたら、その本はすごくすばらしいっすよ。
これらの本のおかげで、SONAR上の最終バスには最低でも3つ、多いときは8個くらいエフェクトかます様になりました。

マスタリングテクニックをマスターすると、へっぽこスピーカーであっても、高級スピーカーであっても、その違いにあまり違和感の無いサウンドが作れるようになれるっす。
どんな人にも、どんな環境でも、なるべく同じ様に音を出すそれって、音に対する1つの情熱ではなかろうか、って気がします。

情熱ってすっごく大事だと思っていて、少なくとも自分で曲作りをしていて、それが音に出るというのを実感してます。他のベクトルの先にある情熱もあると思うから、広い視野で見たときに、MASTERINGもさることながら、音作りってすごく奥が深いな、と、つくづく感じるっす。

Bandle さんのコメント...

そうそう、黒色の本。MIXINGとEFFECTもあるんやね。それは是非買わねば。というか、本当はミキシングの本が欲しかったんよね。

今も丁度ミキシングに苦労していて、出来たと思ってオーディオにはき出して、時間を空けて聴いてみると、なんじゃこりゃ~、となって、修正する繰り返し。そもそもの音色が悪いなんてことに気づいて、また作り直して・・・で、疲れてくる。でもそこで情熱が必要なんやろうな。というか、シンセで音作りしてる時点で情熱がつきかけるから、ぼくはいかんなw