日曜日, 6月 17, 2007

Trusty Bell

XBOX360に、トラスティベル~ショパンの夢ってゲームが出たので、ピアノつながりってことで買ってみた。

余命幾ばくもないショパンがベッドの中で見る夢の世界が舞台(らしい)なのやけど、まあぼくも6時間くらいしかプレイしてないので、それ以外のところはまだよくわかってない。

幻想的でぱっと見女性的な印象のパッケージなのやけど、中身はいたって普通のRPG。もっと奇をてらったゲームなのかと思ってたので、逆に予想外やった。
フィールドも牧歌的で、敵と戦うって雰囲気でもないけど、なぜかちゃんと敵もいる。(ネズミとか、最近はドラゴンもいる)

ゲームとしては、本当に良くあるRPGって感じなのやけど、出色なのが、映像の美しさ。アニメ調の絵なのやけど、色遣いや陰影に違和感がなく自然で、ゲーム画面として綺麗ってことじゃなく、滝の跳ねる水滴に反射する光、鮮やかに生える花畑と風に舞う花びらなど、純粋に絵として美しい。見ていてため息が出る。プレイ中何度も「うおー綺麗~っ」と声が出てしまうほど。

プリレンダリングならともかく、リアルタイムCGでここまでやれるとは、さすが次世代機。というのもあるし、作った人のセンスにも脱帽してしまう。まあ、技術の積み重ねがここまで来たってのもあるのやろうけど、アニメ調の表現っていうとトゥーンシェーダでジェットセットラジオっていうイメージやったのが、こんな表現を見せられると、認識を改めさせられる。
カメラワークもプロの仕事で、全くゲームっぽくない。というか、このゲーム、イベントシーン(ムービー)の量も半端じゃなく多いし、ゲーム的な部分よりも、映像美とか、ドラマに重点を置いていて、そっち方面に強い人が参加しているんだろうなあと思わせられる。

で、ここまで褒めてきたけど、結構辛い部分も多い。
まず、ストーリーがぼくには辛い。ムービーシーンが長い割に、今のところ、さほど面白いようには感じない。ま、RPGはトータルのプレイ時間が長いので、これから盛り上がるのかもしれないけど、でもぼくは台詞回しでだいたい評価を決めるタイプなので、8歳の子供がこんなこと言うか?みたいなのことがあると、もう冷めてしまう。

冒頭、主人公の男がお店でパンを盗むところから始まるのも、ちょっと受け入れがたい。まずしい子供たちにパンをあげるため、という理由もあるけど、その割には主人公も全く悪びれないし、服がまた貴族の着るような高そうな服なので、貧しいはずなのになんでそんな立派な服を・・・もしやそれも盗んだもの?なんて余計なことまで考えてしまうと、悪人にしか思えない。

あと、一番ネックなのが戦闘。面白いのやけど、結構時間がかかるうえ、戦闘回数も少なくないので、だんだん面倒になってくる。

ただ、ビジュアルは圧倒的に綺麗なので、それを見たくてプレイしてしまう、という感じ。あと、ゲームの要所要所で「雨だれ」や「革命」など有名どころのショパンの楽曲が流れるのやけど、この演奏が素晴らしい。ブーニンって有名な人が演奏しているらしいのやけど、そのせいもあるかもしれない。

なので非常に評価は微妙な作品やと思う。もっとさくさく進められるゲームならなあ、と思ってしまう。ドラマ的な部分に比重があるので、ドラマ見るなら、映画やTVドラマのほうが、時間短くて楽しいやって思ってしまう。
映像が綺麗なだけに、もったいないゲームってことろか。

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