金曜日, 2月 09, 2007

素晴らしき20世紀のRPG 世界樹の迷宮

最近、通勤時間が楽しみでしょうがない。ってのは、電車の中で世界樹の迷宮ってDSのゲームを毎日電車の中でプレイしているから。

世界樹の迷宮は、最近あまり見かけなくなったメガテン系3DダンジョンのRPGで、制作はもちろんというべきか、アトラス。このゲームをプレイするとすぐわかるのやけど、とにかく懐かしい20世紀のゲームの臭いがする。これは開発陣がねらっていることでもあるのやけど。

RPGやと、ゲームを開始すると、決まって長々と始まるムービーもなく、壮大なストーリーも語られない。いきなりギルドにいるかと思いきや、たんたんとキャラメイキングが始まり、それから町の人と少し会話を交わすだけで、ダンジョンに潜ることができる。そこには、ややこしいストーリーなんかいらない、ただダンジョンに潜り、LVを上げマップを描いて攻略せよ。という開発陣のメッセージが聞こえてくるよう。潔いというか、だらだらと長いRPGに慣れた自分には、非常に無駄のない作りに思える。

そしてこのゲーム、昨今のRPGにおいては難易度はかなり高め。ゲームは、まずチュートリアル的なミッションをこなすことから始まるのやけど、その中でも油断してると全滅してしまう。たとえば毒のダメージが半端じゃない。なにしろ初めて受けた毒には、一撃で体力の半分以上を奪われ、気づいたら全滅していた。「毒」を受けて、1ポイントや2ポイントのダメージですむわけないよなぁなんて、考えを改めさせられた。

今までに数回全滅を経験してるけど、それでも理不尽さを感じることはなかった。自分の不注意が呼んだ全滅ってことが多くて、次は死なへんぞって気になり再チャレンジしたくなる。新しいダンジョンの階層に到達したとき、F.O.E(目に見える強敵)にぶつかったときと、全滅ポイントには事欠かないのやけど、その緊張感がいい感じ。何も考えずに歩いてると適度なLVに達し、お金も勝手に貯まる昨今のRPGがいかに生ぬるいかってことを思い知らされる。

このゲーム、DSの機能をうまく活用していて、下の画面にペンで線を引いてマップを描ける。壁のあるところに線を引いて、扉を描いて、怪しい箇所にはメモを貼り付けることができる。最近はオートマッピングが当たり前なので、自分でマッピングってのは懐かしい感じがする。というか、意外とこのマッピング、癖になる。自分でマップを描いてると、踏破してるって感じがすごくする。このゲームをプレイしていて、「攻略する」って言葉を久しぶりに思い出した。昔のRPGは、「攻略する」RPGばかりやったのに、最近は「先に進める」RPGばかりになってたなあと。

メッセージも懐かしのゲームブック風でいい味を出してる。このゲームに特徴的な、「あなたたちはこの先にも進むことができるし、引き返すことも自由だ」的な台詞回しは、ぞくぞくするほど大好き。

他の人の感想も気になっていろいろ探していると、楽しそうにプレイしている方のプレイ日記を見つけた。文章も面白いし、そこは自分も苦労したな、とか、それは知らなかったな、なんてことを考えながら読むのが楽しい。

古き良き21世紀のRPG。日々、今日は*階を攻略しようとか、残ってた依頼をこなそうとか、細かく目標設定しながら電車に乗るのが、僕の最近の楽しみや。

0 件のコメント: